男性の髪型の中でも多いのが、ショートの長さの髪型ですが、ヘアセットの技術で仕上がりに差が出てきます。
ヘアセットを上手くすることで、定番のメンズショートの魅力を最大限に引き出せます。
ワックスやヘアアイロンを使用したセットは髪型によって違ってきますが、基本的な手順にあまり差はありません。
そのため、基本的なセット方法やコツを抑えておくと、ショートの長さの髪型にしたときに便利です。
また、基本的な手順はストレートとパーマで違いがあったり、髪質によってセットに違いがあるのかも気になりますよね。
とくにくせ毛などのセットしにくい髪質の場合、どうすればきれいに髪型を整えられるのでしょうか。
そこで今回は、メンズショートをセットするときのコツや基本的なセット方法、髪質に合わせたセットの仕方などを合わせて紹介します。
【ワックス・アイロン】メンズショートをセットするときのコツを紹介
メンズショートをセットするときのコツについて、くわしく説明します。
さらにきれいな髪型に!メンズショートをセットするポイントとは
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こちらのようなメンズショートをきれいにセットするポイントは、次の通りです。
- 目指すイメージに合わせてアイテムを用意する
- スタイリング剤選び
- ヘアアイロンやコテの使い方
ヘアセットは使用するアイテムごとに仕上がりが違ってくるため、まずはやりたいセットに合わせてアイテムを用意しましょう。
髪に動きをつけたいならヘアアイロンやコテを、束感を出したりマットに仕上げたいならマット系のワックスなどがおすすめです。
どんなヘアセットにしたいのか、髪の質感もあわせて考えながら、必要なアイテムを考えましょう。
アイテムを用意するとき、メンズヘアのセットでとくに大切なのがスタイリング剤の選び方です。
ヘアセットで使用するスタイリング剤はワックスだけでなく、ジェルやムース、ヘアオイルなどいろいろなものがあります。
ワックスにはソフト系やハード系などいろいろな種類があり、種類ごとに特徴が変わってきます。
キープ力やツヤ感、マット感、操作性など、欲しい効果に合わせて選ぶのが大切です。
そのほかのスタイリング剤も、ツヤ感が出るものからナチュラルに仕上げられるものまであります。
しっかり髪型を固めたいのか、ナチュラルに仕上げたいのかなど、仕上がりを意識しながらスタイリング剤を選びましょう。
よりシルエットを意識した髪型にしたいなら、ヘアアイロンやコテを使用したセットがおすすめです。
ただし、ヘアアイロンやコテを利用して髪型を整えるには、ある程度の技術が必要です。
使い方を間違えると髪を傷めることもあるため、何度も練習したり、髪に負担をかけないように使用しましょう。
ワックスはどれを使えばいい?メンズショートのセットにおすすめなのは?
メンズショートをヘアセットする場合、一番定番なのがワックスを使用したセット方法です。
ワックスにはいくつか種類がありますが、基本的には次のようなものに分かれます。
- ソフトワックス
- ハードワックス
- ファイバーワックス
- マットワックス
- ジェルワックス
基本的には以上のような種類に分かれるのですが、大きく分けるとソフトワックスとハードワックスの2種類に分かれます。
ソフトワックスはテクスチャが柔らかいクリームタイプになります。
ナチュラルな束感とツヤを髪にプラスできるのが特徴で、髪型が崩れても手ぐしでも直せるのが特徴です。
ハードワックスは髪型を長時間キープできるのが特徴で、ファイバーワックスやマットワックスなどに分かれます。
ファイバーワックスはファイバーが入ったワックスのことで、粘度のあるテクスチャが特徴です。
操作性が高く、束感を出して毛先に動きを出したセットができるワックスになります。
マットワックスは水分量が少なく、マットな仕上がりになるのが特徴です。
ハードワックスでも、あまりツヤのない仕上がりにしたいときにおすすめです。
ジェルワックスは水分量が多く、ツヤ感のある仕上がりにできるのが特徴のスタイリング剤になります。
通常のジェルよりも操作性があり、ぱきっと髪が固まらないのが特徴です。
また、水溶性のワックスのため、伸びがよくてシャンプーで落としやすいのもポイントになります。
【パーマ・ツーブロック】メンズショートを簡単にセットする基本的な手順は?
メンズショートを簡単にセットする基本的な手順をくわしく説明します。
初心者でも簡単!メンズショートの基本的なセット方法を紹介
ワックスを利用してメンズショートをセットする基本的な手順は次の通りです。
- 髪を濡らす
- 髪のくせを取るようにブロー
- 半乾きになったら前髪に分け目を作るセットの時はコームで分ける
- 髪型の仕上がりを意識しながらブローをして完全に乾かす
- ヘアアイロンやコテで髪に動きをつける
- ワックスを手に伸ばす
- 後頭部からトップ、サイドにワックスを散らす
- ワックスを後頭部からなじませていく
- 手に残ったワックスで前髪をセット
- 髪型全体を整えて完成
以上が基本的なセットですが、分け目を作らないときには3の工程を、髪に動きを出さないときには5の工程を飛ばして大丈夫です。
ワックスを使うときには後頭部からつけていき、前髪のセットは最後にしましょう。
前髪にワックスをつけすぎると、べたついたり髪型が崩れやすくなるため、注意が必要です。
ツーブロックなどメンズショートの刈り上げ部分のメンテナンス方法は?
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こちらのような刈り上げを取り入れたメンズショートも、基本的なセットの手順は変わりませんが、きれいにメンテナンスをしていないと野暮ったい仕上がりになるため注意が必要です。
ツーブロックなどの刈り上げ部分はセルフでもメンテナンスできるため、少し伸びてきたらバリカンなどを利用して刈り上げるようにしましょう。
自分でメンテナンスするときには、しっかり髪をブロッキングして、元の刈り上げ部分を広げないように少しずつ刈っていくのが大切です。
パーマをかけたメンズショートもヘアセットが大切!基本的な手順を紹介
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こちらのようなパーマをかけたメンズショートをヘアセットする場合、基本的な手順は次の通りです。
- 髪を濡らしてカールを出す
- カールを出すように手のひらで握りこむように乾かす
- スタイリング剤を手に伸ばす
- 後頭部からトップまで髪型全体にスタイリング剤を散らす
- 髪を握りこむようにスタイリング剤をなじませていく
- 手に余ったスタイリング剤で前髪を整える
- 髪型全体を整えて完成
以上が基本的な手順ですが、パーマをかけた髪型のほうがヘアセットは楽です。
ストレートヘアと同じように前髪は最後に整えると、スタイリング剤をつけすぎずに上手くセットしやすいです。
【くせ毛・ストレート】メンズショートは髪質でセット方法やポイントが変わる?
メンズショートは髪質でセット方法やポイントが変わるのか、くわしく説明します。
くせ毛やストレートなど人によって髪質が違う!ヘアセットで気を付けたいこととは
人によって髪質は違いますが、ヘアセットのしやすさも変わってきます。
ブローだけでもしっかり髪にくせがつく髪質もあれば、ヘアアイロンを使ってもくせがつきにくい髪質もあります。
そのため、髪質に合わせてメンズショートもヘアセットするのが大切です。
また、くせ毛や天パなど毛流れに特徴のある髪質の場合には、カットの段階でまとまりのある髪型にしておきましょう。
ヘアセットで整えてもいいのですが、くせが強いとセットしてもすぐに崩れてしまいます。
なるべくカットした段階できれいにまとまりのある髪型にしておくことで、ヘアセットも楽になります。
メンズショートをセットするときには髪質に合わせるのが大切!コツを紹介
髪質に合わせて髪型をヘアセットする場合、大切になるのがアイテムの選び方です。
スタイリング剤にはキープ力の高いものから低いものまであるため、ヘアセットのしやすさに合わせて選ぶのが大切です。
また、髪型が崩れやすいなら、ヘアアイロンやコテを使用してセットしましょう。
場合によっては、ヘアアイロンやコテを使ってもきれいに髪にくせがつかないことがあります。
くせが髪につきにくいけど動きのある髪型にしたいときには、パーマをかけるのもおすすめです。
メンズショートをきれいにヘアセットして髪型の魅力をさらに引き出そう!
男性に多いメンズショートは基本的なセット方法を覚えておくと、より魅力的な髪型を目指せます。
とくにヘアアイロンやワックスの使い方を覚えておけば、ヘアセットの幅が広がって便利です。
人によって似合うヘアセットが違うだけでなく、髪質によってきれいにセットできる方法も変わってきます。
まずはどんなヘアセットにしたいのか考えながら、自分の髪質をチェックしてみましょう。
また、きれいにセットしたい場合にはカットの段階できちんと髪型を整えてもらう必要があります。
ヘアセットにこだわるだけでなく、ヘアカットにもこだわるのがおすすめです。
今回紹介したことを参考に、メンズショートをきれいにヘアセットしてみてください。
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