男性がヘアセットしようと思った時に必要になるのが、スタイリング剤です。
スタイリング剤は髪をセットするものですが、種類は様々です。
ワックスやジェル、グリースなどメンズが使うスタイリング剤はどうやって選べば良いのでしょうか?
また、スタイリング剤ごとの特徴や使い心地も気になるのではないでしょうか?
スタイリング剤は上手く使えないと、髪がべたついたりしっかりキープできなくてヘアセットに失敗してしまいます。
そうならないためには、きちんと自分に合っているスタイリング剤を選ぶのが大切です。
そこで今回は、メンズのスタイリング剤の選び方と合わせておすすめのスタイリング剤7選などをまとめて紹介します。
【ワックス・ジェル・グリース・ムース】メンズのスタイリング剤の種類は?
メンズのスタイリング剤の種類や種類ごとの特徴をくわしく説明します。
メンズのスタイリング剤の種類を紹介
メンズが良く使うスタイリング剤には次のような種類があります。
- ワックス
- ジェル
- グリース
- ムース
- ポマード
- ヘアクリーム
- ヘアオイル
- ヘアバーム
以上のアイテムをよくスタイリング剤として使用します。
この中でもよく使用するのが、ワックスやジェル、ムース、グリースです。
また、ポマードも最近流行りのバーバースタイルで使うことがあります。
ヘアオイルとヘアバームはヘアケアアイテムですが、スタイリング剤代わりに使うこともあります。
ヘアバームはヘアオイルよりもワックスに近い使用感のものもあるので、ナチュラルなヘアセットをしたい人におすすめです。
それぞれ種類ごとに使用感などの特徴が変わってくるため、次の項目で紹介します。
メンズのスタイリング剤の種類ごとの特徴は?
メンズのスタイリング剤は種類ごとに特徴が変わってきます。
まず、よく男性がスタイリング剤と使用するのがワックスです。
ワックスにはハード、ソフト、マット、グリース系、ファイバー系などがあり、ナチュラルなスタイリングからかっちり髪型を固めたスタイリングまでできます。
髪に束感を出したり、毛先に動きを出したい時におすすめなのがワックスにあります。
次にジェルタイプのスタイリング剤は髪にツヤを出してくれるのが特徴です。
水分を多く含んでいるスタイリング剤のため、髪にツヤを出しつつ一度セットすると髪型が崩れにくいのも特徴です。
そのため、スポーツなどで体を動かすことが多い人に人気があります。
また、パーマのカールをしっかり出してツヤ感をプラスしたい時にもジェルがおすすめです。
ムースは水分量が多いのはジェルと同じですが、仕上がりが軽いのが特徴です。
髪を泡でコーティングするため、髪にツヤを出したかったりカールをしっかり出したいときにおすすめのスタイリング剤になります。
グリースはジェルと似ているのですが、ジェルのようにパリッと固まらないのが特徴です。
髪のキープ力はジェルよりも少し劣りますが、ぱりぱりに固めたくないときにはグリースがおすすめです。
メンズのスタイリング剤は商品ごとに特徴が違う?
メンズのスタイリング剤はワックスやムースなどの種類がありますが、商品によってもそれぞれ特徴が変わってきます。
ジェルなのにぱりぱりになりすぎなかったり、ハードワックスでもべたつかないものやべたべたするものなど商品ごとに使い心地が違います。
そのため、スタイリング剤を購入するときには使用感を調べてから購入するのがおすすめです。
また、スタイリング剤は人によって使いやすいものが違います。
自分に合ったものを探して購入するのが大切になります。
【ウェット・ナチュラル】メンズのスタイリング剤の選び方のポイントは?
メンズのスタイリング剤の選び方のポイントをくわしく説明します。
メンズのスタイリング剤はどうやって選べばいいの?ポイントを解説
メンズのスタイリング剤の選び方のポイントは次のとおりです。
- スタイリング剤の種類
- 仕上がり
- 髪の長さ
- 髪質
まず、メンズのスタイリング剤を選ぶ時に決めたいのがワックスやジェルなどのスタイリング剤の種類です。
どんなヘアセットをしたいのか考え、購入するスタイリング剤の種類を決めましょう。
購入するスタイリング剤の種類を決めたら、次はヘアセットした時の仕上がりをイメージするのが大切です。
ナチュラルなヘアセットにしたい、動きのあるスタイリングでマットに仕上げたい、濡れ髪にしたいなど、どんな仕上がりにしたいのか決めましょう。
ヘアセットした時の質感によって、選ぶスタイリング剤が変わってきます。
次に大切なのが、髪の長さです。
スタイリング剤によってはベリーショートやショートなら上手くセットできても、ミディアムやロングだとセットするのが難しいことがあります。
どのくらいの長さのヘアセットが得意なのか、商品ごとに調べてから購入するのも大切です。
4つ目のポイントが髪質です。
軟毛や硬毛、くせ毛、猫っ毛など髪質は人によって違います。
髪が硬くてヘアセットしにくい人と、髪が柔らかくてヘアセットしにくい人では使いやすいスタイリング剤も変わってきます。
そのため、どんな髪質におすすめのスタイリング剤なのか調べてから購入するのも大切です。
最後にポイントになるのが香りです。
スタイリング剤ごとに香りが違ってきますが、苦手な香りだと毎日使用するのがつらくなるので注意しましょう。
もし、苦手な香りがあったりなるべく香りのきつくないものが良いなら先に調べてから購入するのが大切です。
メンズのスタイリング剤はメンズ用を選ばなくても大丈夫?
男性がスタイリング剤を選ぶ時、メンズ用を購入したほうが良いのか迷うのではないでしょうか。
メンズ用以外でもヘアセットできますが、メンズ用は男性が使いやすいように作られたスタイリング剤なのがメリットです。
キープ力が高かったり、束感を作りやすいなど、とくにベリーショートやショートなどの短い髪をセットしやすいものが多いです。
また、香りは甘いものよりもすっきり爽やかなものが多くなります。
男性が使いやすいように作られているのですが、絶対にメンズ用を使用しなければいいというわけではありません。
反対に女性でもメンズ用を使う人がいるように、もし女性用が使いやすかったりユニセックスなものが使いやすいならそちらの商品を使っても大丈夫です。
ヘアオイルやヘアミルクをメンズがスタイリング剤に使うことってできる?
ヘアオイルやヘアミルクをメンズがスタイリング剤に使うことができるのかくわしく説明します。
ヘアオイルやミルクをメンズがスタイリング剤に使うことはできる?
スタイリング剤はヘアセットには便利なのですが、髪が傷みやすいものが多いのがデメリットです。
髪が傷まないためになるべくスタイリング剤を使いたくない場合に便利なのが、ヘアオイルやヘアバーム、ヘアミルクのようなヘアケアアイテムです。
ヘアオイルやヘアミルクなのどのヘアケアアイテムは本来、髪を保湿したり保護してくれるものになります。
スタイリング剤としての髪型のキープ力はありませんが、ナチュラルなスタイリングで髪の質感を出したい場合にはヘアケアアイテムも使えます。
ヘアオイルやヘアバームをメンズがスタイリング剤代わりに使うポイントは?
ヘアオイルやヘアバームをスタイリング剤代わりに使う場合、まずポイントになるのが少量ずつ使うことです。
オイル系のヘアケアアイテムは使いすぎると脂っぽい髪に見えるので、ウェットヘアにする時でも量に注意しましょう。
また、ヘアバームはワックスのような使用感なのですがワックスほどのキープ力はありません。
ヘアオイルやバームの良い点は、髪にツヤを出してくれる点です。
髪に動きを出すのではなく、髪にまとまりを出したりツヤを出すヘアセットがしたいときに使用しましょう。
ヘアミルクをメンズがスタイリング剤代わりに使うポイントは?
ヘアミルクはヘアオイルよりもさらっとした使い心地が特徴です。
スタイリング剤として使うと、ヘアオイルのようなつやを出すのは難しいのですがべたつかずさらっとしたスタイリングができます。
ヘアミルクもキープ力はあまりありませんが、ヘアセットの最後に使ってあげることで髪にまとまりが出ます。
また、すぐに毛先が乾燥する人にもヘアミルクはおすすめです。
ヘアオイルやワックスのべたつきが苦手で、ナチュラルなヘアセットをしたい人はヘアミルクを使ってみてください。
カールが綺麗に復活!メンズパーマにはパーマ用のスタイリング剤を使うべき?
メンズパーマにはパーマ用のスタイリング剤を使うべきなのか、商品の選び方と合わせてくわしく説明します。
メンズパーマにはパーマ用のスタイリング剤を使うべき?
メンズパーマをかけた時、どんなスタイリング剤を使ったらよいのでしょうか。
パーマ用のスタイリング剤もありますが、絶対にパーマ用のスタイリング剤を使ったほうが良いというわけではありません。
パーマと相性が良いスタイリング剤の特徴は、水分量の多い商品です。
ジェルやグリース、ムース、クリームやファイバー系のワックスなど、水分量の多いスタイリング剤の方がカールをしっかり出せます。
メンズパーマに使用するスタイリング剤を選ぶポイントは?
メンズパーマに使用するスタイリング剤を選ぶポイントは仕上がりです。
パリッとしっかりめにスタイリングしたいのか、ツヤ感を残しつつ操作性も残した柔らかい仕上がりにしたいのかによってまずは選ぶ商品が変わってきます。
ジェルはパリっとした仕上がりになりやすく、ムースも商品によってはパリっとした仕上がりになります。
ナチュラルな仕上がりにしたいのか、パリっとしっかりめにヘアセットしたいのか決めて選ぶと失敗しにくいので試してみてください。
ある程度操作性が欲しいならワックスがおすすめです。
また、軽めに仕上げたいならムースが使いやすいです。
このように、仕上がりを想像しながら商品を選ぶのが大切になります。
メンズパーマに使用するスタイリング剤の使い方のポイントは?
メンズパーマをスタイリング剤でヘアセットする場合、使用するアイテムによって若干使い方が変わってきます。
基本的には水でパーマヘアを濡らしてカールを出してあげた後に、ドライヤーで大まかなシルエットを作るように乾かしましょう。
完全には乾かさない状態で、スタイリング剤を使用して仕上げていきます。
ジェルやムースは少したっぷりめに、ワックスなどのスタイリング剤は適量手に取って伸ばして髪に馴染ませていきます。
後頭部からトップ、サイドと全体に馴染ませ、前髪を手に残ったスタイリング剤で整えましょう。
最後に全体のシルエットを整えて完成です。
ドラッグストア?ネット通販?メンズはスタイリング剤をどこで購入すればいい?
ドラッグストアやネット通販など、メンズがスタイリング剤を購入する場所についてくわしく説明します。
メンズがスタイリング剤を購入するおすすめの場所は?
メンズがスタイリング剤を購入するおすすめの場所は次のとおりです。
- ドラッグストア
- 量販店
- ディスカウントストア
- ネット通販
以上のような場所でスタイリング剤は購入できます。
大きく分けると、ドラッグストアや量販店のような実店舗で購入する方法とネット通販で購入する方法の2つです。
次の項目では、2パターンそれぞれのメリットを紹介します。
ドラッグストアや量販店でメンズがスタイリング剤を購入するメリットは?
ドラッグストアや量販店のような実店舗でスタイリング剤購入するメリットは、実際に商品を手に取って選べることです。
実際に商品を手に取れるため、実店舗での購入は信頼感があります。
また、テスターで使用感や香りをチェックしてから購入できることも多いのもメリットになります。
実際に使用感を確かめるとこで、テクスチャーの伸びや水分量などが分かりやすいのがメリットです。
ネット通販でメンズがスタイリング剤を購入するメリットは?
ネット通販でスタイリング剤を購入する大きなメリットが手軽さです。
スマホやパソコンから大量の商品を調べ、クリックするだけで家から簡単にスタイリング剤を購入できます。
すでにはっきりと購入するアイテムが決まっていたり、近くに購入できるお店がない人の場合にはネット通販がおすすめです。
また、忙しくて実店舗に行く時間がない人にもネット通販がおすすめなので利用してみてください。
ただし、ネット通販だと偽物が届いたり実際よりも高い値段で購入するリスクもあるので注意しましょう。
【ショート・ミディアム】メンズにおすすめのスタイリング剤ランキン7選を紹介!
メンズにおすすめのスタイリング剤ランキング7選を紹介します。
1位.リップス ワックス メンズ マット ハードワックス
こちらはリップスのマットタイプのハードワックスです。
セット力が高く、しっかりセットしつつマットな仕上がりにしたい人におすすめです。
マットタイプのため水分は少し少なく、若干固めの使用感ですが少量でしっかりヘアセットできます。
また、マット系のハードワックスなのですがシャンプーで落ちやすいのもポイントです。
べたつきも少なく、しっかりセットできるので初めてハードワックスを使う人でも使いやすい商品になります。
香りも爽やかな青りんごで万人受けするので、甘い系の香りが苦手な男性でも使いやすいです。
髪馴染みが良いので朝の忙しい時間にもサッとヘアセットできます。
2位.ピース プロデザインシリーズ フリーズキープワックス
こちらはピース プロデザインシリーズのフリーズキープワックスです。
フリーズキープワックスの特徴は、強力なセット力と立体的な束感を作れることです。
髪の長さとしてはベリーショートからショートまでの長さの男性におすすめで、キープ力とセット力を重視しているなら、こちらのワックスを試してみてください。
また、束感を髪に出したい時にもおすすめのワックスです。
強力なワイヤーフィルムが髪の根元の立ち上がりを支え、毛先をパサつかせずにきちんとヘアセットをキープしてくれます。
香りはアクアカシスで、男性が使いやすい爽やかな香りになっています。
がっちり長時間髪型をホールドしたいときに使ってみてください。
3位.アリミノ メン フリーズキープグリース ジェル クリア
こちらはアリミノのヘアジェルです。
ウェットな仕上がりの髪型でとくにパーマヘアをセットしたいときにおすすめの商品です。
また、最近流行りのセンターパートを作る時にもおすすめなので使ってみてください。
ヘアジェルはキープ力が高く、ウェットに仕上げてくれるのがポイントですがこちらのアイテムも長時間髪型をキープしてくれます。
しっかり髪型をホールドしてくれますが、シャンプーで比較的落ちやすいのもポイントです。
ただし、ジェル全般に言えることですが付けすぎるとべたべたしすぎるので使用量には注意しましょう。
4位.product(ザ・プロダクト) ヘアワックス
こちらのヘアワックスはオーガニックな成分で作られているのが特徴で、ワックスというよりもバームに近い使い心地です。
そのため、濡れ髪のヘアセットだけでなく唇や手など全身の保湿ケアにも使えます。
天然由来のオーガニック成分で作られているため、髪に優しいのも特徴です。
あまりワックスで髪を痛めたくなくてヘアセットをしながらヘアケアもしたい人におすすめです。
ヘアセットした後手に着いたワックスをそのまま手に伸ばせば、ハンドケアもできるので試してみてください。
5位.uno(ウーノ) スーパーハードムース
こちらはウーノのスーパーハードムースです。
ムースの中でもキープ力が高いのが特徴で、湿気ですぐに髪型が崩れてしまう髪質の人でも一日中髪型をキープしてくれます。
こちらのウーノのスーパーハードムースはべたつきやごわつきをおさえながら、ムースの軽い使い心地をそのままに強力なセット力があるのが特徴です。
使用するときには、缶をよく振ってから下向きに出すようにしましょう。
髪の水分量をコントロールすることで、湿気で髪がペタッとするのを防ぐと同時に毛先のパサつきをおさえてくれます。
この効果のおかげで、湿気の影響を防ぎながらヘアセットを長時間綺麗に保ちやすくなっています。
また、無香料なのでスタイリング剤の匂いが苦手な人にもおすすめです。
6位.リップス ワックス メンズ ハード アクティブ
こちらもリップスのワックスですが、ハードアクティブワックスはマット系とはちがってなめらかなテクスチャーが特徴です。
伸びが良くマット系よりも髪に馴染みやすいため、マット系よりも少しツヤも欲しいけどしっかりヘアセットしたい人におすすめです。
こちらのワックスもハードなセット力のほかに、束感を出したスタイルに向いています。
しっかり根元から髪を立ちあげてくれつつ、束感のあるスタイルにヘアセットできます。
とくに髪が硬めで髪をセットするのが難しい人は使ってみてください。
7位.阪本高生堂 クールグリース G
こちらはグリース系のワックスで、程よいウェット感とキープ力が欲しい人におすすめのスタイリング剤になります。
髪にツヤを出しつつ、しっかり髪型をキープしてくれるのが特徴です。
ミディアムなパーマスタイルから、バーバースタイルなどのツヤっぽい仕上がりにしたいヘアスタイルにおすすめのスタイリング剤です。
また、しっかり髪を固めてくれるのですがぱりぱりに固まりにくいのもポイントです。
グリース系の中でも使いやすいワックスなので、試してみてください。
濡れ髪からナチュラルセットまでメンズにおすすめのスタリング剤を使ってみよう!
濡れ髪からナチュラルなセットまで、スタイリング剤を使用すればメンズヘアのセットの幅が広がります。
ただし、イメージ通りにヘアセットするためにはスタイリング剤の選び方が大切です。
とくに大まかなスタイリング剤の種類の選び方によって、ヘアセットした時の仕上がりが変わってきます。
また、ワックスの場合はソフトやハードなどさらに種類が分かれているので選ぶ時には注意しましょう。
商品ごとにもそれぞれ特徴が変わってくるため、事前にどんな仕上がりになるのか想像しながら選ぶと失敗しにくくなります。
今回解説したことを参考に、メンズヘアのセットをスタイリング剤でしてみてください。
コメント