メンズヘアの中でも刈り上げスタイルは、顔周りをスッキリさせられる清潔感のある髪型です。
ショートやマッシュなどと刈り上げを組み合わせる人も多く、幅広い層に人気があります。
しかし、刈り上げといっても意外と種類が多く、刈り上げる部分も変わってきます。
さらに、刈り上げる部分や組み合わせる髪型よっては印象が変わってくるのもこのスタイルの特徴です。
今回は意外と種類が多い刈り上げのヘアスタイルについて徹底解説します。
メンズヘアは刈り上げスタイルがおすすめ?その理由とは
メンズヘアは刈り上げスタイルがおすすめの理由を詳しく説明します。
メンズヘアは刈り上げがおすすめな理由とは
メンズヘアで一番多いのが定番のショートヘアです。
ショートヘアもナチュラルな髪型から、ベリーショートやマッシュなど種類は様々です。
しかし、定番のショートだと髪型がマンネリしがちになります。
そんな時におすすめなのが、刈り上げスタイルです。
定番ショートスタイルに刈り上げをプラスするだけで、いつもと少し違う髪型にできます。
また、刈り上げを取り入れるだけですっきりした印象になり、清潔感のある雰囲気にしやすいのもおすすめの理由です。
それだけではなく、刈り上げスタイルはヘアセットも比較的簡単なのも良い点です。
定番の刈り上げスタイルなら、朝の忙しい時間帯でもササッとヘアセットできます。
特に髪が多くて広がりやすい場合に刈り上げスタイルを取り入れると、すっきりするだけでなくヘアセットする部分が少なくて楽になります。
刈り上げスタイルにはどんな種類がある?
まず、刈り上げとは髪のサイドやバック、襟足などを短く刈り上げた髪型のことを言います。
ボブやマッシュ、ベリーショートなどと組み合わせることが多く、最近では様々な種類の刈り上げヘアがあります。
刈り上げスタイルの主な種類は次の通りです。
- ツーブロック
- テクノカット
- ネープレス
- GIカット
主な刈り上げはこの4つで、ここから刈り上げ部分の長さや刈り上げ方や部分を変化させて種類は分岐していきます。
最近流行りなのがツーブロックで、サイドの髪を短く刈り上げてトップにかけては長く残している髪型になります。
刈り上げている部分と長さを残した部分の差が大きいのが特徴の刈り上げスタイルです。
テクノカットは襟足部分を刈り上げ、もみあげを鋭角に剃って整えた髪型になります。
バリカンで整えた特徴的なもみあげが個性的で、最近若い層を中心に流行ってきています。
ネープレスは襟足という意味の「ネープ(nape)」が「レス(無い)」髪型ということで、襟足付近を短くカットしたスタイルのことです。
すきばさみで刈り上げるため、他の刈り上げスタイルよりも長さを残しているのが特徴です。
自然なカットなのでツーブロックが禁止の学校でもやりやすい、おしゃれな髪型になります。
GIカットはGI(アメリカ兵)がよくしているサイドを短く刈り上げ、トップから前髪の部分を残した髪型です。
ベースは角丸刈りで、ヘルメットをかぶりやすいような短髪スタイルになっています。
丸いシルエットが特徴で、ツーブロックと合わせたりパーマと合わせたりアレンジした髪型もあります。
刈り上げスタイルはどんな人におすすめ?
刈り上げのヘアスタイルがおすすめな人は次の通りです。
- よく汗をかく人
- 清潔感のある髪型にしたい人
- 輪郭がはっきりしている人
- 丸顔の人
- スポーツマンっぽい髪型にしたい人
- スタイリッシュな髪型にしたい人
刈り上げは基本的に刈り上げ部分の髪を短くするため、汗をかいて髪が首筋などに張り付くのが嫌だったり暑苦しいと感じる人におすすめです。
夏場やスポーツをして良く汗をかく場合、刈り上げスタイルで髪をさっぱりさせる人も多いです。
刈り上げはサイドや襟足などを短くするため、清潔感のあるスタイルにしやすくなります。
髪をスッキリさせたいけど、普通のショートや坊主は嫌な場合に刈り上げはおすすめです。
その他、輪郭がはっきりしている人や丸顔の人にも刈り上げスタイルは似合います。
また、スポーツマンっぽい髪型やスタイリッシュな髪型にしたい人にもおすすめの髪型になります。
刈り上げスタイルのヘアセット方法は?
刈り上げスタイルは基本的にヘアセットが簡単です。
刈り上げ部分の長さや位置にもよりますが、基本的にワックスでさっとヘアセットできるのが刈り上げの良さです。
ウェットな質感にする場合は、ハードワックスを後頭部から揉みこむようになじませ、前髪を立ち上げたスタイルにする場合はジェル系やハードワックスで立たせるようにワックスをなじませるだけでヘアセットできます。
また、ベリーショートと刈り上げスタイルをあわせた場合はワックスなしでヘアオイルやヘアバームで髪の流れを作るだけでもツヤ感のある髪型にできます。
髪が伸びてきたら刈り上げ部分だけ整えられる?
刈り上げスタイルで気になるのが、バリカンなどで短くした部分が伸びてきた時のメンテナンスです。
基本的に人間の髪は1ヶ月に1cm伸びます。
ツーブロックやGIカットなどの短く刈り上げる髪型の場合、1cm伸びてきたら雰囲気が変わってきます。
長い髪だとあまり目立ちませんが、刈り上げスタイルの場合はメンテナンスのスパンが短くなることが多いです。
刈り上げのメンテナンスはセルフカットで維持する人も多く、バリカンを購入しておくと綺麗な状態を保ちやすくなります。
自分で刈り上げる時は、整える程度にとどめて刈り上げすぎないようにしましょう。
他には1000円カットなど、安くメンズカットができる 美容院で刈り上げ部分をメンテナンスしてもらうことも多いです。
自分で刈り上げるのが不安な人は、リーズナブルな価格でカットできる1000円カットを利用してみてください。
【直毛・くせ毛】メンズヘアの刈り上げがおすすめの髪質や仕上がりの違いは?
メンズヘアの刈り上げと直毛やくせ毛など、髪質の関係について詳しく説明します。
髪質によっておすすめの刈り上げスタイルが違う?
髪質は一人一人違っているため、ヘアスタイルによってはヘアセットしにくかったり扱いにくくなることがあります。
ヘアスタイルの中でも、刈り上げはあまり人を選ばない方なのですが髪質によって扱いやすさが変わってきます。
例えば直毛はボリュームが出にくかったり、反対にサイドは浮きやすかったりするのでボリュームの出方を考えて刈り上げるのも大切です。
また、くせ毛もクセの状態によってボリュームの出方が変わってきます。
髪の流れやボリュームのことを考え、髪質によって刈り上げるバランスを考えるのも大切です。
直毛におすすめの刈り上げスタイルは?
上記でも説明したように、直毛はサイドにボリュームが出やすい傾向があります。
そのため、ツーブロックにした時にサイドを残しすぎると髪を長くした部分がキノコのように浮いた状態になる事があるので注意しましょう。
直毛は硬めの髪のため、頭の形に沿って曲がらないことがあるので頭のカーブの部分でまっすぐになり浮いた状態に見えるのが原因です。
髪が浮きやすいので、ブローやワックスで浮きをおさえたりサイドを深く刈り上げるスタイルがおすすめです。
くせ毛におすすめの刈り上げスタイルは?
刈り上げスタイルとくせ毛はとても相性が良く、くせを活かした髪型にしやすいのが特徴です。
くせ毛はうねりのせいでサイドやバックのヘアセットが難しいため、刈り上げにすれば忙しい時間でもヘアセットが楽になるのでおすすめです。
特におすすめなのが、トップにボリュームを持ってきた定番のツーブロックスタイルになります。
軟毛におすすめの刈り上げスタイルは?
軟毛はボリュームが出にくい髪質ですが、刈り上げ部分と長い部分でボリュームの差を出すことでヘアスタイルにメリハリとつけられます。
ボリュームのなさをカバーしたい場合は、刈り上げ部分と長い部分の差を分かりやすくしたりアップバングにするのがおすすめです。
【サイド・バック・襟足】メンズのヘアスタイルは刈り上げ部分で印象が変わる
メンズのヘアスタイルの刈り上げ部分ごとの印象の変化について詳しく説明します。
【サイド・バック・襟足】刈り上げる部分によってどんな違いがある?
刈り上げスタイルはサイド・バック・襟足を刈り上げますが、刈り上げ方に違いがあります。
襟足部分からバックにかけて長さを残しつつ刈り上げたり、サイドからバックにかけてがっつりバリカンで刈り上げたりとやり方は様々です。
刈り上げ方によってはすっきり爽やかな雰囲気にもなれば、刈り上げ部分と長い部分の差が大きかったり刈り上げる範囲が広い場合はヤンチャな雰囲気にもなります。
なりたい雰囲気によって、刈り上げ方や刈り上げる部分を変化させましょう。
微妙な違いで髪型の印象は変わる!刈り上げ方を変えてイメチェン
刈り上げ方の違いで髪型の印象は変わってきます。
特に刈り上げた時の髪の長さは目立つ部分のため、印象の違いに大きく影響します。
刈り上げる部分や刈り上げた時の長さなど、なりたい雰囲気に合わせて変えると自分に合った髪型を見つけやすいです。
また、刈り上げ方を変えて手軽にイメチェンするのもおすすめです。
【パーマ・ショート・マッシュ】メンズヘアのおすすめ刈り上げスタイルは?
メンズヘアのおすすめ刈り上げスタイルについて説明します。
定番のショート×刈り上げスタイル
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定番のショートと刈り上げの組み合わせ幅広い人に似合う髪型です。
しっかりワックスを使用してアレンジしたり、ナチュラルでサラサラな髪を活かしたヘアセットをしたりとなりたい雰囲気に合わせやすいのも良い点です。
また、前髪をアップにするかおろすかでも印象は変わってきます。
定番の髪型ならではの幅広いアレンジが効くのも、ショート×刈り上げスタイルのメリットです。
ショートでもナチュラルなショートスタイルから、ベリーショートまで種類は様々です。
ベリーショート×刈り上げスタイルは坊主にはしたくないけど、すっきりしていて楽な髪型にしたい時におすすめの髪型になります。
定番の組み合わせなので刈り上げスタイルに迷ったら、ショートやベリーショートと組み合わせてみてください。
サイドをすっきりさせたマッシュ×刈り上げスタイル
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人気の髪型の1つでもあるマッシュも刈り上げスタイルと組み合わせられます。
マッシュの場合丸いシルエットが特長的ですが、髪質によっては少し重たい雰囲気になるのが悩みです。
刈り上げを取り入れることで、すっきりした印象にできるので試してみてください。
また、マッシュはヘアセットなしでもおしゃれな印象になる楽な髪型なのですが刈り上げと組み合わせることで更に楽な髪型になります。
ただし、刈り上げマッシュは丸いフォルムを壊さないように刈り上げる必要があります。
髪質や頭の形を考慮しつつ、美容師さんと相談しながら刈り上げる部分を決めましょう。
髪型に動きを出したいならパーマ×刈り上げスタイル
刈り上げスタイルで動きを出した髪型にしたいなら、パーマを取り入れるのがおすすめです。
刈り上げパーマスタイルはボリュームを出しづらい髪質にもおすすめで、長めに残したトップの部分に動きをプラスするだけでおしゃれな印象にできます。
また、ペタッとした髪質の場合はパーマで軽さを出してあげると清潔感のある爽やかな印象にできるのもポイントです。
スタイリッシュで爽やかな雰囲気にしたい時は、パーマ×刈り上げスタイルを試してみてください。
他にも、メリハリのあるパーマではなくふわっとしたパーマをかけると優しい印象にもできます。
なりたいイメージに合わせて、髪に動きをつけてあげるとガラッと印象を変えられるのでおすすめです。
迷った時のメンズヘアは刈り上げスタイルがおすすめ!似合うスタイルを探してみましょう。
メンズヘアの中でも刈り上げスタイルは、幅広い層に似合う髪型です。
個性的なヘアスタイルから定番のスタイルまで、刈り上げを組み合わせればなりたいイメージの髪型になります。
特にすっきりとした清潔感のある髪型にしたい時に刈り上げはおすすめです。
また、スポーツをやるときや髪が仕事の邪魔になるときにもおしゃれな髪型を保ちつつ実用的なスタイルにできるのも刈り上げのメリットです。
メンズヘアで迷った時には、定番の髪型と刈り上げを組み合わせれば簡単におしゃれな雰囲気にできます。
ただし、おしゃれな髪型にするには自分に似合うスタイルを知っておく必要があります。
今回紹介したことを参考に、自分に似合う刈り上げスタイルを探してみてください。
コメント
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