「ブレイズヘアを取り入れてみたいけど、どんな髪型にすればかっこいいんだろう」「そもそもブレイズヘアって人気の髪型なの?」など疑問を抱えていませんか?
ブレイズヘアは個性派のメンズに人気の髪型で、ワイルドな雰囲気を演出できます。また、ストリート系ファッションが好きな人には非常に人気です。
とはいえ、ブレイズヘアを取り入れる上で「どんな髪型にすればいいのか」「どうやって洗髪すればいいのか」など疑問を抱えるかも知れません。
本記事では、メンズに人気のブレイズヘアの概要や、取り入れる際に必要な髪の長さ、取り入れやすいおすすめのブレイズヘアを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
メンズに人気の「ブレイズヘア」とは?コーンロウとの違いも解説!
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そもそも、ブレイズヘアとはどのような髪型を指すのでしょうか。
ブレイズヘアの「ブレイズ」は「編む」という意味の英単語「Braid」を意味します。ツーブロックでサイドをしっかりと刈り上げ、襟足を後ろで結ぶワイルドなヘアスタイルで、バックは細い三つ編みをたくさん作ったような形になっています。
ブレイズスタイルの魅力といえば、なんといってもメリハリのあるカッコよさが特徴。歩くたびに揺れるトップの髪が、スタイリッシュな印象を与えます。
また、ヒップホップやダンスなど体を動かしながら表現する人に最適な髪型となっており、ブレイズスタイルにするだけで、表現がよりダイナミックに変化するでしょう。
ここで紹介したのは一般的なブレイズヘアと呼ばれるものですが、派生系であるコーンロウやブレイズビーズ、ブレイズツートンカラーなども多数存在しており、目指すスタイルによって印象が大きく異なるヘアスタイルとなっています。
ブレイズヘアとコーンロウの違い
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ブレイズヘアと似たような髪型で「コーンロウ」というものがあります。同じ種類のヘアスタイルとして知られていますが、両者には大きな違いがあります。
それは、「髪を下に垂らす三つ編み」か「地肌から編み込んでいる」かという違いです。ブレイズヘアは髪を下に垂らす三つ編みで、コーンロウは地肌から編み込んでいるという違いになります。
どちらも「ドレッドヘア」と呼ばれる部類ではありますが、髪の盛り上がりが異なるという点で印象に違いがあります。
ブレイズヘアはどのくらいの長さが必要?メンズに必要な長さやエクステ、ダメージなどを解説
ブレイズヘアを取り入れるためにはある程度の髪の長さが必要です。ここでは、ブレイズヘアに必要な髪の長さや、編み込みによる髪へのダメージ、ヘアスタイルの持続期間などを詳しく解説します。
ブレイズヘアには15cm程度の長さが必要!エクステを使う選択肢も
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ブレイズヘアを取り入れるためには、ある程度髪の長さが必要で、具体的には、最低でも10cm~15cm程度の長さが必要となります。また、10cm未満で髪を結ぶと、長期間持たせることは難しいです。
そのため、ブレイズヘアを取り入れるのであれば、事前にある程度伸ばした髪が必要となります。
とはいえ、エクステを使って同時に編み込むという方法もあります。こちらの方法を活用すれば、髪の長さが足りなくても施術可能ですので、今すぐに挑戦したいという方はエクステによる施術をおすすめします。
ただし、エクステの場合は髪が解けてしまったり、洗髪した際に髪が予想以上に重くなったりするデメリットがあるので、可能であれば地毛でブレイズヘアを取り入れるのがおすすめです。
編み込みによって髪への負担が変わる
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編み込みの強さによって髪にかかるダメージは異なります。とはいえ、ブレイズヘアは全体的に「髪を痛ませるヘアスタイル」だということは理解しておきましょう。
また、長くきつめに巻いた場合は、よりダメージが蓄積しやすくなります。特に、長い髪にビーズなどをつけた場合、髪の重力によってダメージが強化されてしまう恐れもあるのです。
そのため、地肌が弱い人は、美容師さんと相談しながら、最適なブレイズヘアを選ぶようにしましょう。
ヘアスタイルの持続期間は3ヶ月程度
ブレイズヘアはおおよそ3ヶ月程度持続します。これは、髪が伸びてきてしまうことを考慮したもので、伸びてしまうと、根元が目立つようになってしまいます。
伸びてきた場合には、再度編み直すことが必要となるでしょう。
メンズが取り入れやすいブレイズヘア5選!ポニーテールスタイルやビーズを 使ったアレンジも
ここでは、初心者でも取り入れやすいブレイヘアを5つ紹介します。また、ビーズを取り入れた中〜上級者向けのヘアスタイルも存在しているので、ぜひ参考にしてみてください。
シンプルで取り入れやすい:ショートブレイズ
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ブレイズヘアを取り入れたことがない初心者におすすめのヘアスタイルがショートブレイズです。こちらは、シンプルなシルエットが魅力で、目立ちすぎないヘアスタイルとなっているため、日本人でも合わせやすいです。
また、髪が長すぎることもなく、初心者によくある「後ろ髪が痒い」という現象も起きにくくなっています。
少しシンプルすぎて物足りないという場合には、毛先にビーズをつけて目立たせるとワイルドな印象に仕上がりますよ。
ワイルドで男らしい:ポニーテールブレイズ
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ブレイズ独特のワイルドさを活かした髪型にしたいのなら、ポニーテールブレイズがおすすめです。サイド〜襟足にかけてしっかりと刈り上げ、ツーブロックを施します。トップの髪は長めに残しておいて、ブレイズを施すと、ポニーテールブレイズになります。
ポニーテールブレイズの最も大きな魅力は、サイドとバックの毛量の差です。ワイルドな印象ながら、スタイリッシュに仕上がります。
また、髪色と異なるエクステをつけてツートーンカラーに仕上げれば、個性的な印象をプラスすることもできますよ。
華やかな印象:ポニーテールブレイズ×ブルー
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ポニーテールブレイズにブルーカラーを施した髪も人気です。こちらは、ワイルドな印象とミステリアスな印象が相まって、男らしく中性的な不思議な印象を醸し出せます。
カットの際はサイドを6mm~8mm程度にカットしてもらい、トップとのボリュームの差を付けます。ボリュームの差が生まれるほどスタイリッシュな印象に仕上がるため、そういった髪型が好きな人はサイド6mm、トップ15cm程度に仕上げると良いでしょう。
また、華やかな印象を与えられる点も特徴。ビーズを追加すればよりカジュアルな雰囲気を漂わせられますよ。
ちなみに、ブルーのポニーテールブレイズには、同系色の青色が似合います。髪の色味と若干異なるビーズを装着すれば、同系色の中で色の深みが発生し、メリハリのある髪型に仕上がります。
より個性的な印象:ショートブレイズ+カラフルビーズ
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個性的な印象を与えたいのであれば、様々な色味のビーズを使用し、カラフルに仕上げるのがおすすめです。
カットの際は、通常のショートブレイズと同じ要領で施術しますが、仕上げにビーズをつけるのがこの髪型の特徴。髪色に対して同系色だけでなく、異なる色味のビーズをセットすることでもっとカラフルな印象に仕上がりますよ。
具体的には、明るい印象に仕上げたいのなら、オレンジや黄色、赤といった暖色系、暗い雰囲気を演出したいなら青や黒などの寒色系のビーズを入れるのがおすすめ。シンプルなショートブレイズぴったりのヘアスタイルとなっています。
ビーズの色味は美容師さんと相談しながら決めることで、より求めているスタイルに近づけられます。
ヤンチャでかっこいい:金髪×ショートブレイズ
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ヤンチャな印象を演出したいのであれば、金髪×ショートブレイズスタイルがおすすめです。ワイルドでかっこいい印象を醸し出すことが可能で、カットの仕方によってスタイルのイメージが全く異なるため、様々なスタイルに挑戦しやすくなっています。
中でもおすすめなのが「ワンレンブレイズ」と呼ばれるヘアスタイル。内側を短くし、外側を長くすると全体的に髪がまとまります。
また、エクステと合わせてもかっこよく仕上がりやすいヘアスタイルです。ショートブレイズに挑戦したい方は試してみると良いかも知れません。
メンズのブレイズヘアはどのくらいの値段?ロングやエクステだと料金が違う?
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美容院によってメンズブレイズにかかる値段は異なります。とはいえ、一般的な価格相場は存在するため、事前に価格を確認しておくことが大切です。
ここでは、ノーマルブレイズとロングブレイズを取り入れる際にかかる値段や、エクステを使用する場合のブレイズヘアの値段について紹介します。
ブレイズヘアの値段:ノーマルブレイズ
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ノーマルブレイズの場合、以下のような値段設定が一般的です。
部分 ¥300~
ボブ ¥15,000~
肩下 ¥20,000~
ただし、ブレイズの仕上げ方によって、値段は大きく異なりますし、髪の長さ、毛量などによっても値段が大きく変わります。
そのため、まずは事前に普段通っている美容室のブレイズの値段を確認しておきましょう。
ちなみに、ブレイズの施術価格があまりにも安い場合には問題が生じるケースもあります。髪にダメージが蓄積しやすかったり、そもそも技術がなかったりと、何かしら料金が安い理由が存在します。
上記で紹介した値段を相場として、あまりにも安い場合には「安い理由」を探してみてください。
ブレイズヘアの値段:コーンロウやロングブレイズ
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ロングブレイズの場合には、以下のような値段が発生します。
胸 ¥22,000~
胸下 ¥25,000~
腰 ¥30000~
また、コーンロウを取り入れる場合は、次のような値段になることが多いです。
コーンロウ&ブレイズ
ボブ ¥12000~
肩 ¥14000~
肩下 ¥15000~
胸 ¥18000~
胸下 ¥21000~
腰 ¥24000~
コーンロウは、特に時間がかかるメニューです。上記の相場を踏まえた上で安心して任せられる美容院に通いましょう。
エクステを利用する場合のブレイズヘアの値段はどうなる?
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エクステを使用してブレイズヘアを取り入れる場合、次のような値段になります。
ボブ ¥250000~
肩 ¥28000~
肩下 ¥30000~
胸 ¥350000~
胸下 ¥40000~
腰 ¥45000~
ノーマルブレイズやコーンロウなどと比べて値段が高くなりがちです。また、毛量によってもブレイズの値段が異なるため、事前に費用を見た上で施術依頼を行うようにしましょう。
ブレイズで洗髪する方法【洗い方のポイントと手順を紹介!】
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最後に、ブレイズヘアの洗髪方法について紹介します。ブレイズヘアは髪に対するダメージが強く、低刺激で洗う必要があります。また、ビーズなど装飾をつけている場合は、一般的な洗髪方法ではブレイズヘアを洗えません。
そのため、ブレイズヘアは正しい洗い方を取り入れる必要があるでしょう。
ブレイズヘアの洗い方のポイント
ここでは、ブレイズヘアの洗い方のポイントを3つ紹介します。それぞれ詳しく見ていきます。
ブレイズヘアの洗い方手順①:しっかりと濡らす
まずは、髪全体をしっかりと濡らしましょう。髪は濡れていないときにダメージを受けるため、しっかりと濡らした方が良いのです。
ちなみに、ブレイズはエクステとセットで施術することが多いですが、エクステに水を含めると、体積が膨らみ、重くなってしまいます。場合によっては急激な重さの変化によって首を痛めてしまう可能性もあるでしょう。
そのため、基本的にはブレイズを取り入れた後洗髪する場合は、座って優しく洗い流すようにしましょう。そうすることで、怪我をすることなくしっかりとぬらせます。
ブレイズヘアの洗い方手順②:優しいシャンプーで洗い流す
ブレイズヘアは非常にデリケートであるため、洗浄力の高いシャンプーは使わないようにしましょう。具体的には、トニック・メントール系のシャンプーはNGで、高級アルコール系などラウリル酸が含まれているシャンプーもよくありません。
一方で優しい成分が含まれている石けん系、アミノ酸系シャンプーであれば髪を痛めることなくすっきりと洗い流せます。
また、泡立たないシャンプーなども販売されており、そういった商品を活用すれば、より髪のダメージを抑えた上でしっかりと洗い流せるはずです。
ちなみに、ブレイズヘアの場合はコンディショナー・リンスをつけるべきではありません。ベタベタした部分から頭皮に住んでいる常在菌が繁殖したり、フケが大量発生する原因となるため、注意しましょう。
ブレイズヘアの洗い方手順③:丁寧にドライヤーをかける
シャンプー後は丁寧にタオルで拭き、ドライヤーをかけましょう。エクステやビーズをつけている場合には、より水分がたまりやすくなり、三つ編みがとけてしまう可能性があるので、100%しっかりと乾かすことが大切です。
また、髪が完全に乾燥した後も、ヘアオイルやミルクなどは使用しないようにしましょう。ブレイズが解けてしまう原因となります。
ここまでブレイズヘアの洗髪方法について紹介しましたが、シャンプーのみでしっかりと洗い流せば、ブレイズヘアを維持できる時間が長くなります。
ブレイズヘアは施術に高額の費用がかかるため、なるべく維持できるよう、洗髪での努力が大切です。
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