近年、グレー・シルバーグレーが人気の高い髪色となっています。以前はブラウン系の色が人気でしたが、グレー系のカラーを試したいという方が多くなっています。
グレー系は涼しげでクールな印象を与えやすい髪色です。黒髪と比較して少しトーンが淡いので、周囲と差をつけられることも特徴の一つでしょう。
本記事ではグレー系の髪型について、魅力や注意したいポイント、グレーカラーを取り入れた髪型11選を紹介します。
メンズに人気の髪色「グレー」「シルバーグレー」の魅力とは？
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グレー系の髪色の魅力は主に5つあります。
- 落ち着き感と明るさを両方演出できる
- 日本人にぴったりマッチする
- 寒色系の服装にマッチする
- 色落ちしてもお洒落を保ちやすい
- ブリーチの有無で雰囲気がガラッと変わる
それぞれ詳しく解説しますね。
落ち着き感と明るさを両方演出できる
グレー系のカラーは非常に落ち着きがあるカラーとなります。一方で、髪の明度を挙げているため、明るさを演出することもできるのです。
また、抜け感も出すことができます。少しトーンが上がることで大人っぽい落ち着きがあるとともに、透明感を感じられるようになりますよ。
日本人にぴったりマッチする
グレー系は日本人の顔色にマッチしやすい色味です。通常、日本人の黒髪は青みがかっていることが多く、黒髪が似合うとも言われます。
グレー系は青みの良さを残した状態でトーンを上げることができるので、日本人にマッチしやすいのです。グレーカラーを施すことで自然に馴染む髪を手にすることができますよ。
寒色系の服装にマッチする
グレー系の髪色は寒色系の服装にマッチします。
グレーベースのワントーンコーデはもちろんのこと、青みがかったスウェットを取り入れたコーデや寒色系のアウターを取り入れたコーデなど、寒色のアイテムを取り入れがちな人にはおすすめの髪色です。
また、グレーはそこまで主張が強い色味ではないため、暖色のコーデをした場合にも違和感が生まれにくいことも特徴です。
色落ちしてもお洒落を保ちやすい
グレー系の色味は色落ちしても目立ちにくいため、お洒落を保ちやすいです。ブリーチを行って、カラーを入れた場合、暗めの茶色だとしても多少目立ってしまいますよね。黒と茶色の色味にはギャップがあるため、ギャップが垣間見えてしまうのです。
しかし、黒とグレーにはそこまで色味のギャップがないため、色落ちしても目立ちにくいという特徴があります。
ブリーチの有無で雰囲気がガラッと変わる
暗めのグレー系はブリーチせずに色を入れるのが一般的です。しかし、ブリーチしてからグレーを入れることで明るめのグレーを表現することができます。
同じ薬剤を使ったとしてもブリーチの有無や回数で雰囲気を変えられるのは大きなメリットと言えるでしょう。
グレー系カラーを髪色に取り入れる際にメンズが気をつけるポイント
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グレー系カラーを髪色に取り入れる際には気を付けるポイントがいくつかあります。
- バランスを考えたカラーを取り入れる
- 日本人に合わないグレーもある
- 髪の毛のケアが疎かだと危険
- カラーは手入れが必要
この4つに留意してカラーを入れれば、自分にぴったり合う色味を入れることができるでしょう。
詳しく見ていきます。
バランスを考えたカラーを取り入れる
グレーと一言で表しても、様々なグレーがあります。例えば、暖色系のブラウンアッシュやグレージュ、寒色系の明るめのグレーなどがあります。
グレー系を使ってイメチェンしたい人はブリーチ＋明るめのグレーを取り入れるのがおすすめ。そうすることで普段よりもグッとおしゃれになります。
また、普段着ている服装に合わせてカラーを取り入れるのもおすすめです。青色系の服を着る人は寒色系、明るめの色を着る人は透明度の高いトーンの服を用意するのが良いでしょう。
日本人に合わないグレーもある
日本人に合わないグレーもあるので、確認しておきましょう。具体的言えば、日本人に合わないグレーは、年配の方のような白に近いグレーです。
白に近い色味を入れてしまうと、若々しくおしゃれな仕上がりにすることは難しいので、流行に合わせたグレーに染めるのがおすすめです。
髪の毛のケアが疎かだと危険
明るめのグレーはブリーチで色を染めるのが主流です。ブリーチした髪は痛んでしまうので、髪のケアをしっかりしないと、みすぼらしい印象を与えてしまうことにもつながるので注意しましょう。
普段のトリートメントはもちろんのこと、美容院でのカットの際にはトリートメントをプラスで使用しておくことをおすすめします。
カラーは手入れが必要
グレーは特に手入れが必要です。手入れを行わないと、色がすぐに落ちてしまいますし、綺麗な状態を長期間に渡って保つことが難しくなってしまいます。
具体的なケア方法は後述しますが、グレー系のカラーを入れる場合にはケアが必要だということは覚えておきましょう。
グレーカラーは色落ちしやすい？色落ちしないための対策は2つ
グレー系カラーは特に色落ちしやすい色味なので、ケアが必要になります。具体的には、全くケアしない状態で普通に生活した場合、1〜2ヶ月程度でカラーが落ちてしまうのです。
また、ブリーチを入れた場合は3週間〜1ヶ月で落ちてしまいます。しかし、しっかりとケアすることで色落ちの期間を最大限伸ばすことができますよ。
ここでは色落ちを防げる2つの対策を紹介します。
シャンプーでの対策
色を落とさない対策としてスタンダードなのはシャンプーの対策です。具体的には紫シャンプーを使ってカラーを落とさない工夫を施しましょう。
紫シャンプーは痛んだ髪を優しく洗浄してくれるだけでなく、カラーをキープしたり、髪のきしみを抑えることができるので、髪色を入れた場合には必須のシャンプーです。通常のシャンプーと同じように洗うだけなので、簡単。なのに、効果が期待できますよ。
カラーの大敵は「熱」です。紫シャンプーを使う場合は熱いお湯を避けて優しく洗浄しましょう。また、髪を乾かす時も、なるべく熱を加えないように髪から離してスピーディーに乾かすことを心がけます。
紫外線対策
グレーの色持ちを伸ばす方法の2つ目は、紫外線対策を行うということです。外出前には紫外線スプレーなどを使って髪に吹きかけると長持ちする髪を作ることができますよ。
特に、ロングやミディアムの場合、紫外線は髪の表面部分だけに当たることが多いので、内側と外側の色味が異なる髪色になってしまい、あまり綺麗には見えなくなってしまいます。
髪用のUVカットスプレーが市販で売られているので、グレー系の髪色の時は使用した方がいいです。
メンズにおすすめのグレーカラーを取り入れたヘアスタイル11選
グレーカラーを入れたいと感じる方は多いと思いますが、実際にどのようなカラーを入れた方がいいのか、どんな髪型にしたら自分に似合うのか、迷ってしまう方は多いと思います。
ここではメンズにおすすめのグレーカラーを11選紹介します。ご自身のカラー・髪型のイメージとして参考にしてみてください。
優しい雰囲気が素敵：ゆるいパーマ×マッシュ
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ゆるめのパーマスタイルは優しい印象とクールな印象が掛け合わさったハイブリッドなスタイルです。暗めのグレーカラーでもカッコ良い仕上がりになるため、人気となっています。
カットの際は全体的にミディアムベースでカットを施してもらい、サイド・バックはしっかりと刈り上げてツーブロックマッシュのようなイメージに仕上げるとおしゃれに決まります。
ゆるめのパーマをかけているため、スタイリングの時間を短縮できるというメリットがあり、スタイリング剤を髪全体になじませてもみほぐすだけでカッコよく決まるでしょう。スタイリング剤はマットな質感のワックスを使って整えるのが良いですよ。
少しやんちゃな男らしさ：モヒカンスタイル
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少しやんちゃな男らしさを演出したいなら、モヒカンスタイルがおすすめです。モヒカンスタイルは短髪なので、光の反射によって少し明るめのグレーに見えます。そのため、黒に近い暗めのグレーがおすすめとなっています。
カットの際は全体的にショート〜ベリーショートベースでトップを少し残してカットしてもらいます。襟足・サイドはツーブロックにしても良いですが、少し残しておくとやんちゃなイメージを強調できるでしょう。
スタイリング剤としておすすめなのはジェルです。ジェルを使って全体的に前に立ち上げていくセットをすれば、ツヤ感で男らしさが強調されて、非常にカッコよく決まりますよ。
個性的な外国人風：ミディアムマッシュ×アップバング
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明るめのグレーでマッシュスタイルにすれば、外国人のようなクールなイメージを印象付けることができます。
カットの際は全体的にミディアムベースでカットを施し、サイド・バックはツーブロックもしくはトップと繋げる感じでカットしてもらうのがおすすめです。全体的に重ためのカットに仕上げることでカッコよく決まりますよ。
スタイリングの際はマットな質感のハードワックスかムースを使いましょう。束感を強調しながらもツヤ感は抑えてスタイリングすると、自然で無造作なカッコ良さに仕上がるはずです。
また、アップバングでセットする際はドライヤーを使い前髪を上げやすくすることが大切です。毛の流れを作って、冷風で固めておくと、1日持続するスタイリングができますよ。
メリハリのあるスタイル：強めのパーマスタイル
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グレーカラーのクールさを強調するならメリハリが出る、強めのパーマスタイルがおすすめです。髪色は明るめのグレーを入れるとクールな印象、暗めのシルバーグレーなどを入れると柔らかな印象を演出することができますよ。
全体的にミディアム〜ロングベースでカットし、サイド・バックにはしっかりとツーブロックを入れるのがこの髪型。強めのパーマを入れるので、少し長めでカットしてもらうと、パーマを入れたときにちょうど良い長さに仕上がります。
セットの際はマットなワックスかムースを使ってスタイリングします。無造作感を意識してセットすると自然な仕上がりに仕上がるはずですよ。
透明感がある：ハイトーングレー×マッシュスタイル
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マッシュスタイルにはハイトーングレーが非常にマッチします。雰囲気を変えてイメチェンしたいという方にはおすすめの髪色となっています。ハイトーングレーを入れるためには結構ブリーチを行う必要がありますが、一段と目立つ髪型に仕上がりますよ。
全体的にミディアムマッシュベースでカットを依頼します。サイド・バックをしっかりと刈り上げておくと、髪が伸びた時の黒髪がハイトーングレーとマッチし、クールな印象を強めることができるでしょう。
セットは基本的にノーセットで問題ありません。直毛の人はゆるめのパーマをかけておくとモード感のある印象になりますよ。
スパイキーな印象：七三分け×ソフトモヒカンスタイル
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スパイキーな印象を出したいなら、七三分け×ソフトモヒカンスタイルがおすすめです。髪型だけで非常にクールなので、印象を中和させるため、全体的に暗めのグレーを入れます。
ミディアム〜ショートベースでカットし、サイド・バックにはツーブロックを入れます。毛量をしっかりとすいてもらうと、スタイリングが楽になりますよ。
スタイリングの際はマットなワックスを使って全体になじませましょう。もみほぐすイメージで束感を作っていけばおしゃれな雰囲気を出すことができるはず。
ドライヤーでしっかりと毛の流れを作っておくのが七三分けスタイリングのポイントです。また、最後にスプレーで固めることも忘れないようにしましょう。
暗めのグレーが似合う：ミディアム×ゆるいパーマ
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ミディアムグレースタイルにはゆるめのパーマが合います。中でも、暗めのグレーは非常に相性がいいです。初心者でもチャレンジしやすいですし、試しに挑戦してみるということもできるでしょう。
カットの際はミディアムベースで全体をカットし、サイド・バックを刈り上げます。全体的にゆるめのニュアンスパーマをかければこのスタイルの完成です。
スタイリングの際はナチュラルな雰囲気を壊さないよう、マットなワックスもしくはヘアムースを使ってスタイリングするのがおすすめ。無造作感を意識して束を作るとおしゃれに仕上がりますよ。
グレージュ系が似合う：ショートスタイル
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ショートスタイルにはグレージュが合います。グレージュとは、グレーとベージュが混ざった比較的明るい髪色です。金髪よりも主張は激しくなく、かといって茶髪よりも目立つので、非常に人気の色味となっています。
カットの際は全体的にショートベースでカットしてもらい、サイド・バックはしっかりと刈り上げてもらいましょう。また、全体的に強めのパーマをかけて束感を感じられるようにしておくのもおすすめですね。
スタイリングの際はツヤ感を出すとウェッティでおしゃれな印象に仕上げられるので、ツヤが強すぎないジェルかジェルワックスを使ってスタイリングすることを推奨します。
全体的に明るい色味なので、夏にぴったりの髪型となっています。
ベージュ強めがお洒落：ミディアムマッシュスタイル
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ベージュ強めのグレージュのミディアムマッシュスタイルはお洒落でかっこいいです。ベージュ強めのグレージュは、独特のくすみ感を持っているため、色気を感じられる髪型に仕上がりますよ。
全体的にミディアムマッシュベースでカットしてもらい、サイド・バックはすっきりとカットしてもらうのがオススメです。
ワックスでセットする際は束感とツヤ感を強調できるように、ジェルワックスを使ってスタイリングしましょう。くしゃっともみほぐすようなイメージでシルエットを整えれば完成です。
男らしい：ベリーショートスタイル
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アッシュグレーやシルバーグレーの色味にはベリーショートも非常にマッチします。黒髪や茶髪のベリーショート よりも男らしくお洒落な印象をプラスできるので、短髪がいいけどスポーディーすぎない方がいいという方にはおすすめです。
全体的にベリーショートベースでトップが立ち上がるようにカットを施してもらいます。サイド・バックもすっきりと整えてもらいましょう。
スタイリングする際はジェルワックスを使って束感を強調します。ベリーショートは束感が出やすいので、少しもみほぐすだけで理想の男らしいスタイルに仕上がりますよ。
清潔感漂う：ナチュラルショートスタイル
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清潔感で好印象を与えられるスタイルに仕上げるなら、グレージュカラーを入れたナチュラルショートスタイルがおすすめです。
カットは全体的にミディアム〜ショートベースでカットし、程よくすいてもらいます。サイド・バックはすっきりとさせるためにツーブロックを入れてもいいでしょう。
スタイリングはマットな質感のワックスを使うか、ヘアムースを使ってふんわりと仕上げます。無造作感・ナチュラル感を意識してセットするのが良いですよ。
ちなみに、直毛の方は束感が出づらいので、ゆるめのパーマをかけてもおしゃれに決まります。
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